また、シリーズを通してメガホンを取ってきたサム・ライミ監督とソニー・ピクチャーズが対立する原因といわれている、ボツとなった幻の『スパイダーマン4』の脚本の内容をニューヨーク・マガジン誌が伝えている。その脚本は、スパイダーマンシリーズ全体を脅かすほどのひどいストーリーで、スパイダーマンことピーター・パーカーは恋人メリー・ジェーン・ワトソンとの関係を終わらせ、新しい女性をみつけて恋に落ちる。ピーターは彼の本当の父親が、(ジョン・マルコヴィッチが演じる予定だった)悪役ヴァルチャーであると驚愕(きょうがく)の事実を知ってしまう。ピーターは、新しい恋人との関係や父親であるヴァルチャーをスパイダーマンとして倒さなければならない問題に悩むという展開で、ヴァルチャーを倒したピーターはスパイダーマンのマスクを脱ぐことを決意するエンディングだったそうだ。原作コミックの設定を一切無視し、新しいスパイダーマンへマスクを引き継ぐ展開の暗いストーリーラインだったにもかかわらず、ソニー・ピクチャーズ側はストーリーラインよりもキャラクター商品化の問題を気にしていたそうだ。その後、伝えられているように有名脚本家たちによる脚本のリライト作業が行われたが、残念ながらライミ監督が納得できるような仕上がりにはならなかった。
- 新しい「スパイダーマン」はテイラー・ロートナーが有力?ボツになった「スパイダーマン4」の脚本も明らかに - シネマトゥデイ